初戦はキャプテン佐々木のアタックで三河ディフェンスを切り裂いて先制しました。一方、三河には高確率で3点シュート(3P)を決められリードを許す展開。フェニックスは吉井の3P、メイテンのインサイドで追い上げ6点ビハインドで第1クオーター(Q)を終了。互いに3Pで得点を重ねる中、吉井の攻守にわたる活躍で47対39と逆転で前半を終えました。後半は互いに激しいディフェンスで主導権争いが続きます。三河のゾーンディフェンスに苦しみつつ終了間際に大浦が3Pを決めて10点リードで最終Qへ。我慢の展開が続く中、ディフェンスのギアを一つ上げて三河の攻撃を封じます。流れをつかんで要所で高確率に得点を重ね85対72で勝ちました。
第2戦は序盤からアグレッシブなディフェンスを仕掛け合い、思うように得点できません。シュート決定率が伸びず、三河はガードナーのインサイド、フェニックスは佐々木と大浦のゲームメイクから得点を重ね6点差を追って前半終了。後半も重い展開で我慢が続きましたが、ディフェンス強度を上げ第3Qで三河を6得点に抑え逆転、6点リードで最終Qへ。早々に三河の連続得点で同点とされますが、佐々木のアシストから得点を重ねて徐々に点差を広げました。さらに大浦の3本の3Pでリードを広げ81対71で勝利しました。
負けられない三河ダービーはフェニックスが見事に連勝しました。2戦とも今季一番の特色「アグレッシブなディフェンス」が機能し、フェニックスらしい戦いを見せられました。特に開幕戦での課題だったリバウンドで三河を大きく上回ったことが収穫でした。課題を克服してチーム力を積み上げてくれるでしょう。
■注目は吉井選手
初戦は自身キャリアハイの20得点、3Pを4本すべて決める活躍で勝利に貢献しました。第2戦も9得点と安定したプレーでした。守備でも相手にプレッシャーを与え続け、いい流れをもたらしました。今後も吉井選手の攻守にわたる活躍に期待してください。
次節19~20日は、待ち遠しかった豊橋市総合体育館でのホーム開幕戦です。相手は昨季の勝率8割を誇るエリート集団のアルバルク東京です。昨季の対決は良さを出し合い1勝1敗でした。今季はどんな試合を見せてくれるか楽しみです。ディフェンス強度が高いチーム同士で激しい「守り合い」が予想されます。ホームの大声援で選手の後押しをお願いします。
試合は会場での観戦のほか、バスケットLIVEでも楽しめます。
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