今、僕は九州1部リーグの大学や関東の大学のGKコーチをしている。全国から選手が集まる強豪校で、当然ながらレベルは高い。でも、それだけじゃプロには届かないことの方が多い。むしろ、プロに行けるかどうかの「当落線上」にいる選手が多いからこそ、最終的に差がつくのは「武器があるかどうか」だと、現場で強く感じてる。
キーパーにとってのそれは、止める能力、ビルドアップ、声、シュートストップ、リーダーシップ。何か一つでも「これはプロでも通用する」と言える武器がなければ、上の世界には行けない。全ての能力を基準以上に磨くと共に、明確な武器が最低一つなければいけない。
そして最近、社会人になった自分をふと振り返って思う。社会でも同じだなって。なんとなく良い人、なんとなく頑張る人って、結局「その他大勢」に埋もれてしまう。じゃあ、自分には「社会で通用する武器」があるのか?と考えたとき、正直、まだまだ磨ききれてない。
僕が思う社会で通用する武器は個人個人でもちろん違うけど、土台には「常に淡々と毎日100%でやり切ること」だと思ってる。スキルっていうより、姿勢とか熱量。
選手にもよく言う。「プロになりたいなら、自分の武器を磨け」って。でも結局、それって自分にも言い聞かせてるんだよね。
サッカーでも、ビジネスでも、人生でも。勝負の世界では、「自分にしかない武器」がすべて。今この瞬間も、自分の武器を磨き続けるしかない。そうしないと、この時代には置いていかれる。シンプルだけど、逃げちゃいけない現実だ。
もっと具体的に半年後に「僕の武器は〇〇です」と言えるように頑張ります。
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