豊橋市杉山町屋敷の米粉のパン店「香米豆(かごめ)」で、市内の画家すぎうらよしこさんが作品展を開いている。食べ物などを題材にした13点を並べている。25日まで。
名古屋造形芸術短期大学出身。自身の発表に加え、造形教室「アートスクールクレヨン」講師として指導する。温かみあるアクリル画を描いており「作品が人の心に寄り添えるなら」と市中央図書館や市立向山小学校などへの絵の寄贈を続ける。同市春日町の防災倉庫の壁画なども手掛けた。今回、店からオファーがあり、過去作品を中心に並べることになった。
豊橋美術展出品作や豊橋初披露の作品など、春らしい絵が中心。スイートポテトやたい焼き、三色団子などの食べ物、桜やコチョウラン、スズランといった花を題材に、華やかな色彩でまとめた作品が店内を彩る。作品には子どもたちの将来を思い平和を願うメッセージも込めた。中には交流のあったバスケットボール選手馬瓜エブリンさんとステファニーさん姉妹を描きこんだ作品も。
「香米豆」は2023年12月にオープン。店長の井土生恵さんは元養護教諭。食品アレルギーのある子どもたちと多く関わってきたことから「安心して食べられるパンを」と定年退職を機に離れをリフォームして店を開いた。
小麦や卵、乳製品は不使用。砂糖も血糖値が急上昇しないきび砂糖やてんさい糖などを使った体に優しいパンを提供している。食パン5種、ベーグル4種のほかフォカッチャなどを日替わりで用意。市内だけでなく、名古屋や新城などからも来店するという。
営業は第2、第4の金曜、土曜、日曜。午前7時半から午後1時半。ゴールデンウイーク中の3日は営業する。絵画展や場所などの問い合わせは同店(070・2676・2524)へ。
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愛知県豊橋市生まれ。大学卒業後、校閲記者として入社。1年後に報道記者に転身した。2020年から報道部長。芸術、福祉、経済・奉仕団体などを担当する。趣味は、かなりジャンルに偏りのある読書と音楽鑑賞。思考のそっくりな一人娘と趣味を共有している。
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