県立豊川工科高校で28日、クラスマッチが開かれた。競技の中に県内の公立高校では初めてとなる「eスポーツ」を導入し、盛り上がった。
同校では生徒たちの意見を取り入れるようにしており、数年前に校則を見直したほか、修学旅行の行先を変更した。クラスマッチでは生徒たちからの声を受けて、eスポーツをすることになった。全校生徒626人のうち約300人がeスポーツを選んだ。他にバレーボールとボッチャがあった。
校内の人気投票で「大乱闘スマッシュブラザーズ」「マリオカート」「ストリートファイター」を選び、それぞれのゲームで5人ほどのチームを組んで競った。
会場は教室で、向かい合った机でゲームをして対戦し、ギャラリーが見えるよう画面をホワイトボードに投影した。どの試合も盛り上がり、応援するクラスメートも多く、技が決まると大歓声があがった。勝敗が決まると、思わずガッツポーズを決めて喜ぶ生徒も。
生徒たちは「学校でゲームができて楽しい。運動は苦手ですが、ゲームが得意なので、クラスマッチで導入してもらいうれしい」などと笑顔。生徒会長の及部香里奈さんは「それぞれの人に、それぞれの得意なことがある。運動だけでなく、ゲームもクラスマッチに取り入れてよかった。とても盛り上がっているので、来年も継続してほしい」と話した。
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1973年生まれ、豊川市出身。建設業界に勤務後、96年に入社。2022年から豊川市を担当している。趣味は美術館巡り。ポッドキャストでラジオを聞くのも好きで、さまざまな番組を楽しんでいる。
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