秋篠宮さまは22日、豊橋市の「豊橋総合動植物公園(のんほいパーク)」を視察された。園の訪問は3回目。
自然史博物館では吉川博章館長が秋篠宮さまを案内した。前回の視察からリニューアルした新生代展示室のナウマンゾウの全身骨格標本を中心に見学した。県内で発見された化石のうち4点を所蔵していることなどを伝えた。吉川館長は「秋篠宮さまは見識が深く、よく存じ上げていると感じた」と話した。
動物園内は高見一利園長が案内した。アカモズ、ヤマトサンショウウオやアカハライモリなど、前日の総会のシンポジウムで登場した生き物たちを担当飼育員とともに紹介したという。
アジアゾウ舎では飼育しているアーシャーら4頭が仲良く餌を食べているところを視察した。人がゾウの関係に立ち入らない準間接飼育や群れ飼育がされている。秋篠宮さまから「直接飼育は少なくなっているのですか。それは世界的な流れですか」と高見園長に質問があったという。米国や欧州に続き、日本でも少なくなったことを説明した。餌の青草や干し草の細かい種類などにも興味を示したという。
見送りの際には伊藤紀治公園長が、スタッフが事前に一生懸命勉強したこと、熱心に話を聞かれとても励みになったことを伝えると、秋篠宮さまから「こちらこそありがとうございました」とお礼の言葉があった。
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1988年生まれ。三重県津市出身。
地元で数年間地域紙の記者を務めた後、某ゲーム会社で企画の仕事などを経験。新型コロナウイルス禍で紆余曲折あって豊橋市で再び地域紙の記者に。地域の人に地域の良いニュースを伝えたい。
趣味は一口に言うとゲーム。著名なタイトルをすべて網羅しているわけではないが、コンシューマーはファミコン時代から「ドラゴンクエスト」などを親しんでいる。ジャンルは問わず、環境としてはオンライン、カード、ボード、テーブルトークなど手広くプレーしている。
好きなものは甘いもの。犬派。写真は実家の猫。
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