【三遠ネオフェニックス】FE名古屋に惜敗 連覇懸けて次節は三河戦

2025/04/17 00:00(公開)
終盤で同点3Pを決める津屋選手=枇杷島スポーツセンターで

 プロバスケットボールBリーグ「三遠ネオフェニックス」は17日夜、名古屋市枇杷島スポーツセンターで「ファイティングイーグルス名古屋」と対戦した。勝てば中地区優勝となる三遠は、序盤から試合の主導権を握れず83対89で敗れた。同地区2位のアルバルク東京が勝ったため、優勝は次節の19日以降に持ち越された。

 

 この日はヤンテ・メイテン選手が、前節のファウルを巡る出場停止処分の影響で、序盤からゴール下でのリバウンド争いなどで苦戦した。

 

 試合開始直後に津屋一球選手が3連続3点シュート(3P)などでリードしたが、FE名古屋にはアーロン・ヘンリーら外国籍選手が着実に得点を重ねて41対46で前半を終えた。

 

 主導権をつかめない三遠は第3クオーター(Q)で、メイテン選手に替わったウイリアム・ニカ選手や、22得点のデイビッド・ダジンスキー選手らの活躍で反撃。第3Qの終了間際に津屋選手が同点の3Pを決め、大浦颯太選手のレイアップで続いて逆転したが、ショーン・オマラ選手の同点ダンクシュートで62対62で最終Qへもつれた。

 

 第4Qもホームで相手チームの優勝セレモニーを阻止したいFE名古屋が意地を見せた。外国籍選手らの高さでリバウンド争いを制し、終盤で流れを引き戻したFE名古屋が逃げ切って今季の三遠戦で初勝利した。

チーム最多22得点のダジンスキー選手
ゴール下で激しく競り合う両チーム

次節ホーム浜松で優勝なるか

 

 三遠はこの日、勝つか2位のアルバルク東京が負ければ優勝だった。東京が滋賀レイクスに73対67で勝ったため優勝は持ち越された。次節の19~20日は浜松アリーナでシーホース三河と対戦。今季最後のホーム戦で連覇を懸ける。

 

 大野篤史ヘッドコーチは「メイテンがいない試合で、落とさないといけない場面はあった。勝てなかったがいいゲームはできたと思う」と振り返った。

 

 主将の佐々木隆成選手は「いつもと違うメンバーで試しながらのゲームだった。もっと考えればうまくいったプレーもあった。修正して次に生かしたい」と語った。優勝が持ち越されたことについては「その先のチャンピオンシップで勝つことを目標としている。常に目の前の試合で勝つために取り組んでいる」と前向きに語った。

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加藤広宣

愛知県田原市出身。高校卒業後、大学と社会人(専門紙)時代の10年間を東京都内で過ごす。2001年入社後は経済を振り出しに田原市、豊川市を担当。20年に6年ぶりの職場復帰後、豊橋市政や経済を中心に分野関係なく取材。22年から三遠ネオフェニックスも担当する。静かな図書館や喫茶店(カフェ)で過ごすことを好むが、店内で仕事をして雰囲気をぶち壊して心を痛めることもしばしば。

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