「第5回豊橋みなとライオンズU9サッカー大会」(豊橋みなとライオンズクラブ主催)が4月27日、豊橋市総合スポーツ公園かもめ広場で開かれた。「ジョイアFC・A」が優勝した。
試合や大会経験の少ない子どもたちに日頃の練習の成果を発揮する場所を提供する。今後のサッカー人生を豊かにしてほしいとの思いから始まった。小学3年生以下が対象。
今年は、市内12チームが出場。午前中は3チームごと4ブロックに分かれての予選リーグ、午後は各予選順位ごとに順位決定戦が行われた。
会場ではさまざまなイベントも開かれた。駐車場では、神野建設ほかの協力で、パトカーや重機、大型トラックなどの展示会があった。選手や家族が多く集まった。昼には、豊橋署が大会参加選手全員を対象に「交通安全講演」を開いた。
決勝は「ジョイアFC・A」と「FCプログレス」が対戦。ジョイアはチーム全員が元気で、よく走り攻守にハードワーク出来るのが特徴。プログレスは選手個々の足元のボールタッチ技術が高く、ドリブルが得意な選手が多い。多くの観客が見守る中、序盤から猛攻をしかけたジョイアがプログレスに勝利した。ジョイアはBチームも3位入賞。
表彰式で、優勝チームには「ズワイガニ(豊橋魚市場)」、準優勝チームには、「高級国産牛(ヤマツ水産卸)」など、豪華景品が贈られた。大会MVP(最優秀選手)には「米(八十八米穀店)」、各チーム優秀選手賞には「ポンポコラーメンセット(山本製粉)」が贈られた。ほかにも、「保護者賞」として各チームの優秀選手賞から、保護者へ日頃の感謝を込めて花が贈られた。
豊橋市サッカー協会会長の小林立治さんは「豊橋みなとライオンズクラブと共に地元にスポーツ文化を定着させ、少年少女の健全育成を目的とした大変有意義な大会を開催させていただきました。従来のメダルやトロフィーなどを廃止し、地元企業のご協力を得て自社製品を提供していただき賞品として贈呈するなど新しい表彰の形を取っています。今回は豊橋署のご好意もありパトカーの見学会や講演会を開催し、多くの子どもが真剣に交通安全を学んでいました。今後も盛りだくさんの楽しいイベントを開催してスポーツの素晴らしさを伝えていければと思います」と語った。
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2000年生まれの豊橋市出身。2024年に入社。
趣味は7歳から始めて現在で18年目のサッカー。スポーツを通して地域を盛り上げていきたいとの想いから、東三河の小学生サッカーを取り上げた『エンジョイサッカー』の連載を企画し2024年4月に連載スタート。
輝く子供達の様子を誌面にて伝えている。
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