バスケットボールBリーグ「三遠ネオフェニックス」は1日、元日本代表で長年司令塔として活躍した柏木真介選手(43)が今季で現役を引退すると発表した。今季はベンチ外が続き、14試合出場にとどまっていた。
柏木選手は「気づけば21年間という長い時間、大好きなバスケットボールとともに過ごさせていただくことができました。今、胸の中にあるのは『これ以上ない幸せなバスケ人生だった』です」と振り返った。今季からプレーした三遠に対しては「大野ヘッドコーチ、スタッフ、チームメイト、ファン・ブースターの皆さま。ほんの1シーズンでしたが、心に刻まれるほど濃密な時間を一緒に過ごさせていただきました」と感謝をつづった。
チームは「練習中だけでなく試合中もコート内外から、ベテランとして若手選手の育成やチームの勝利に貢献していただきました。現役最後の貴重な1シーズンを柏木選手と共にできていることを、クラブ一同大変光栄に思いますとともに心より感謝申し上げます」とコメントした。
柏木選手は東海大学付属第四高校(現東海大学付属札幌)、中央大学を経て、2004年に日立サンロッカーズ(現サンロッカーズ渋谷)でプロデビュー。06年にアイシンシーホース(現シーホース三河)に移籍した。三河在籍時には5度の天皇杯優勝やリーグ制覇に貢献した。16年のBリーグ開幕後は、三河、名古屋ダイヤモンドドルフィンズなどでプレー。今季は期限付き移籍で三遠に加入していた。
引退セレモニーは後日、所属元である三河が発表する。
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1998年浜松市生まれ。昔からの夢だった新聞記者の夢を叶えるために、2023年に入社した。同年からスポーツと警察を担当。最近は高校野球で泥だらけの球児を追いかけている。雨森たきびさん(作家)や佐野妙さん(漫画家)らを取り上げた「東三河のサブカルチャー」の連載を企画した。読者の皆さんがあっと驚くような記事を書けるように日々奮闘している。趣味はプロ野球観戦で大の中日ファン。
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