豊川市為当町の為当稲荷神社で5~6日、「花の撓(とう)大祭」が開かれた。豊作や商売繁盛を祈願した。
花の撓は、その年の気候や豊凶を占い、豊年の神、日照りの神、風の神、雨の神を表す4体の人形を御殿に並べ、その位置で占いの結果を表現する珍しい神事。今年は風が強く台風が懸念されるものの、豊作が予想されると出た。東三河では、この神社のみで開かれている。
イベントも充実しており6日はマルシェ、餅投げ、巫女(みこ)舞の奉納などがあり、大勢の地元の人らが訪れた。午前中の雨の影響で、子どもみこしの練り歩き、キツネ面を付けての行列は中止になった。
昭和の頃は植木市や数多くの露店が出てにぎわっていたが、平成に入ると関係者のみの祭りに。地元有志が立ち上がり、2011年から多彩な催しを展開し、再びにぎやかになった。山本行洋宮司は「今年も盛大に開催できた。これも地域の皆さんのおかげ。感謝している」と話した。
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1973年生まれ、豊川市出身。建設業界に勤務後、96年に入社。2022年から豊川市を担当している。趣味は美術館巡り。ポッドキャストでラジオを聞くのも好きで、さまざまな番組を楽しんでいる。
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