地元の木材の良さを知ってもらう活動をしている「穂の国の森から始まる家づくりの会」は13日夜、豊川市民プラザで総会を開いた。役員改選で伊藤正幸代表幹事(イトコー会長)が顧問相談役になり、新たに伊藤博昭氏(イトコー社長)が代表幹事に就任した。また会の名称を「穂の国の森からつながる地域づくりの会」に変更する。
伊藤正幸氏は、あいさつで25年の歴史を振り返った。住宅の建設で地元材をできるだけ使うようにしたことをはじめ、植林活動など山のメンテナンスに力を入れ、学校の教室に杉板を張る「教室の空気はビタミン材運動」を展開したことを紹介。「活動が新しいステージに入ってほしい」と願った。
代表に就任する伊藤博昭氏は「25年の重みを引き継ぎ、これまでの活動に加えて、地域づくりにつながることをしていきたい」と意気込みを語った。
また東三河農林水産事務所の鵜飼裕太氏が「愛知県の林業振興について」を演題に講演し、「条例を施行して愛知産木材の利用促進を図っています。補助金もあります」などと伝えた。
購読残数: / 本
1973年生まれ、豊川市出身。建設業界に勤務後、96年に入社。2022年から豊川市を担当している。趣味は美術館巡り。ポッドキャストでラジオを聞くのも好きで、さまざまな番組を楽しんでいる。
週間ランキング
日付で探す