豊橋市の多目的屋内施設と豊橋公園東側エリア整備事業で、7月の住民投票への賛成を表明する市民グループ「新アリーナ・豊橋公園整備を応援する会」が3日、豊橋市役所で設立趣旨や活動方針を説明する記者会見を開いた。インターネット動画やSNSを中心に情報発信し、住民説明会を開く推進派団体をサポートする。住民投票で賛成多数の場合、事業費を補うクラウドファンディング(CF)も募る準備を整えている。
7月の住民投票で「賛成に〇」を促す活動を展開する。先行して発足した「新アリーナを求める会Neo」とは同じ目的で相互補完の関係。
主に動画を生かした配信やモニター設置、個人のSNSの拡散力でメリットの浸透を図る。企業協賛も募って動画配信サイトへ広告出稿する。独自の説明会は開かず、ほかの推進派団体や議員の説明会と連携し、撮影動画を拡散するなどサポートも担う。
活動資金は企業や個人の寄付で賄い、余剰資金は賛成多数の際にCFと同じく市の事業費として寄付財源に充てる。
会長は、市内で水道資材会社を営む竹内裕二さん(49)が就いた。竹内会長は「すでに正確性に欠ける情報も広がりつつある。公園の再整備やスポーツ施設、防災機能の充実などまちに活気を生む将来投資になる。これら利点を幅広く浸透させたい」と意気込んだ。
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愛知県田原市出身。高校卒業後、大学と社会人(専門紙)時代の10年間を東京都内で過ごす。2001年入社後は経済を振り出しに田原市、豊川市を担当。20年に6年ぶりの職場復帰後、豊橋市政や経済を中心に分野関係なく取材。22年から三遠ネオフェニックスも担当する。静かな図書館や喫茶店(カフェ)で過ごすことを好むが、店内で仕事をして雰囲気をぶち壊して心を痛めることもしばしば。
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