バスケットボール男子のアジア・カップは12日、サウジアラビアのジッダで準々決勝進出決定戦が行われ、国際連盟(FIBA)ランキング21位の日本(B組2位)は、同29位で前回準優勝のレバノン(A組3位)に73対97で大敗した。三遠ネオフェニックスの吉井裕鷹選手が先発出場し、チーム最多の16得点、5リバウンドとチームを支えた。
大歓声が響き渡るアウェーでの一戦だった。第1クォーター(Q)序盤は一進一退の攻防が続いたが、開始4分22秒からミスが絡み、10連続得点を許す。終盤に途中出場の富樫勇樹選手(千葉ジェッツ)が技ありのジャンプショットを決め、19対23で終える。
第2Qは吉井選手、西田優大選手(シーホース三河)らの3連続3点シュート(3P)で食らいついたが、ミスを連発して41対53で折り返した。第3、4Qは若手メンバーが奮闘したが、勝ち越すことができず、準々決勝を逃した。日本の武器の3P成功率は約26%と低迷。15ターンオーバーとミスが目立った。
日本は予選を2勝1敗で勝ち上がった。吉井はいずれもスターターで出場し、初戦のシリア戦では17得点。桜丘高校出身の富永啓生選手(レバンガ北海道)は、武器の3Pを武器に、2戦目、3戦目ともにチーム最多の20得点超えを決める活躍だったが、レバノン戦では徹底的にマークされ、7得点にとどまった。
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1998年浜松市生まれ。昔からの夢だった新聞記者の夢を叶えるために、2023年に入社した。同年からスポーツと警察を担当。最近は高校野球で泥だらけの球児を追いかけている。雨森たきびさん(作家)や佐野妙さん(漫画家)らを取り上げた「東三河のサブカルチャー」の連載を企画した。読者の皆さんがあっと驚くような記事を書けるように日々奮闘している。趣味はプロ野球観戦で大の中日ファン。
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