【連載】東三河の地域×未来×牽引企業〈115〉外国人材の導入を支援（アスナロ・サポート）

　当社は、２００７（平成19）年９月設立の人材者派遣事業者として、豊川市周辺や浜松市エリアの製造業者などを中心とした得意先に対し、一般労働者の派遣を中心に、有料職業紹介、特定技能（登録支援機関登録）をしている。業種は、自動車関連を中心とした製造業70％、農業関連・ホテル・サービス業が30％。派遣労働者は、日系ブラジル人が80％を占めており、ベトナム人10％、フィリピン人・カンボジア人・スリランカ人など東南アジアが10％となっている。

　多言語対応可能な社員がいるため、日系人、在日外国人とコミュニケーションが取れ、受け入れやすい社内体制を構築している。就労する外国人のサポート体制を充実させるために、別法人として外国人技能実習生の受け入れ支援機関「ＧＴ協同組合」を設立している。

　人手不足が深刻化する企業の経営課題に対し、特定技能制度により、人手不足を解消してきた実績を持つ。現場に合った人材派遣で、企業の課題解決に取り組んでいる。（調査員：帝国データバンク豊橋支店調査課課長補佐　岩崎秀昭）

■会社概要

会社名：株式会社アスナロ・サポート

所在地：豊川市諏訪３

年　商：４億５７００万円

従業員：12人