新城市門谷の愛知県民の森にあるレストラン「しゃくなげ」が29日、リニューアルオープンする。東栄町に住み、奥三河バーベキュー協会会長の藤田忠志さん(49)が運営し、カレーライスを中心にバーベキューメニューを提供する。
2017年に日本バーベキュー協会上級インストラクターの公認を受け、21年に奥三河協会を立ち上げた。昨春までに東栄町の会社を退職し、8月に出張バーベキュー業「愛知BBQLabo」を起業した。
そんな中、県民の森のレストランに出店を考えた。ハイキングやキャンプなどの日帰りと宿泊の利用者が多い。「ランチをメインにバーベキューの魅力を伝えたい。チャレンジです」と藤田さん。
カレーのルーは北設楽郡の店主からタマネギとトマトを煮込んだり、スパイスを効かせたりするアドバイスを受けた。「炭火でのバーベキューとは異なり、ガスコンロでの調理は火加減の勝手が違う」と語る。ブランドの鶏肉「錦爽鶏(きんそうどり)」や、ひき肉の「キーマ」、ポーク、ビーフと種類をそろえる。他にもハンバーガー「錦爽鶏バーガー」も用意する。バーベキュー用コンロは6台を用意。予約制。
レストランの営業時間は午前11時~午後3時(ラストオーダー午後2時半)。月曜定休。問い合わせは藤田さん(090・5105・5878)へ。
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浜松市出身。大学卒業後、母親の実家があった豊橋市に住む。スポーツを皮切りに、蒲郡市政担当15年を経て現在新城市と北設楽郡を担当する。映画ロケの炊き出しからご当地グルメとなった「ガマゴリうどん」など、まちぐるみで取り組む姿を取材するのが好き。
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