「仙台国際ハーフマラソン」が11日、仙台市の「弘進ゴムアスリートパーク仙台」を発着の21・0975㌔のコースで行われ、豊橋市出身で東京五輪マラソン代表の鈴木亜由子選手(JP日本郵政G)が1時間11分0秒で初優勝した。
鈴木選手は昨年11月の日本実業団対抗女子駅伝(クイーンズ駅伝)の直後に右太もものけがに見舞われ、約5か月半ぶりのレース。3月下旬に調子を崩していたこともあり「最後まで出場するか迷った」と明かしたが、「(今秋の世界陸上に出られず)悔しい気持ちがあったので、何とか流れを変えたかった」と出場を決めた。
レース中盤にカプチッチ・セリー(九電工)との争いとなったが、終盤の競技場に入る直前でラストスパートをかけ、8秒差で逃げ切った。自己ベストからは3分以上遅いタイムだが、「風が強いなか、自分のペースで1本走り切れた。競り合いに勝てて、次につながる結果」と振り返った。
今後は2026年のアジア大会を見据え、「スピード強化が課題。一本一本のレースに集中し、調子を上げたい」と語った。
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1998年浜松市生まれ。昔からの夢だった新聞記者の夢を叶えるために、2023年に入社した。同年からスポーツと警察を担当。最近は高校野球で泥だらけの球児を追いかけている。雨森たきびさん(作家)や佐野妙さん(漫画家)らを取り上げた「東三河のサブカルチャー」の連載を企画した。読者の皆さんがあっと驚くような記事を書けるように日々奮闘している。趣味はプロ野球観戦で大の中日ファン。
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