豊川市おもてなし事業推進委員会が御開帳に向けて豊川稲荷へ請願

2025/11/23 00:00(公開)

 豊川市の観光の中心である豊川稲荷の御開帳を官民あげて盛り上げる「おもてなし事業推進委員会」は22日、豊川稲荷へ御開帳の開催を請願した。小野喜明委員長(豊川商工会議所会頭)が豊川稲荷を訪れ、福山憲隆住職へ請願書を渡した。

 

 御開帳を定期的にしている長野市の善光寺を倣ったもので、御開帳の開催について地域を代表して小野委員長が要望した。これを受けて福山住職が開催すると伝えた。すでに来年11月1~23日の72年ぶりの「午(うま)年開帳」と、2030年8月22日~11月25日の本殿100周年を記念した「大開帳」の開催が決まっているが、儀礼的な行事として実施した。

 

 小野委員長は「前回の御開帳は1954年に行われ、年間800万人の参拝者が訪れ、この地域に大きなにぎわいと繁栄をもたらした。今回の御開帳に全国から宗派を超えて多くの参拝者が訪れ、豊川市のさらなる飛躍をもたらす輝かしい行事になるようお願いします」と請願した。福山住職は御開帳の開催日程を伝え、「協力をお願いします」と伝えた。

 

 小野委員長は「東三河だけでなく、県内全体、東海、全国への情報発信が必要。多くの参拝客に来てもらえるよう、広報活動に力を入れていく」と述べた。

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竹下貴信

1973年生まれ、豊川市出身。建設業界に勤務後、96年に入社。2022年から豊川市を担当している。趣味は美術館巡り。ポッドキャストでラジオを聞くのも好きで、さまざまな番組を楽しんでいる。

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