核廃絶と平和を訴えて各地を歩く「あいち平和行進2025」が1日、県内であった。戦後80年の節目を迎え、新城市と北設楽郡のルートも設けられた。
行進は原水爆禁止日本協議会などでつくる実行委員会が主催し、1958年に始まった。毎年、行進隊が広島と長崎を目指して歩く。愛知県内では「あいち平和行進」として東京から広島までを歩くコースの一部として続いている。
被爆から80年で、県内では全54市町村を歩くことを計画。普段はない新城市役所と北設楽郡3町村の各役場周辺を巡るルートが設けられた。
この日午前8時半、新城市役所に50人が集まった。日本原水爆被害者団体協議会(被団協)二世委員会副会長の大村義則さんは、2024年12月に被団協がノーベル平和賞を受賞したことを説明した。
続いてJR新城駅、ピアゴ新城店を巡った。道中では大村さんが「ピースコール。核兵器なくそう」などと呼び掛け、参加者が唱和した。45年8月6日、広島で被爆した黒田レオンさん(86)=新城市作手黒瀬=は当時6歳。初めて参加した。「尊い命が奪われた。行進でアピールして核廃絶は終わっていないことを知らせたかった」と話した。
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浜松市出身。大学卒業後、母親の実家があった豊橋市に住む。スポーツを皮切りに、蒲郡市政担当15年を経て現在新城市と北設楽郡を担当する。映画ロケの炊き出しからご当地グルメとなった「ガマゴリうどん」など、まちぐるみで取り組む姿を取材するのが好き。
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