豊橋・新アリーナ構想の盛り上げにPRチラシ

2017/07/10 00:01(公開)
「夢のアリーナで豊橋・東三河を元気に」と銘打ったPRチラシ
 豊橋市が計画を練る「新アリーナ(多目的屋内施設)」の実現に向け、男子プロバスケットボールBリーグの三遠ネオフェニックスの応援団体が「夢のアリーナで豊橋・東三河を元気に」と銘打ったPRチラシを作った。各種団体などに配り、建設への機運を盛り上げる。
 新アリーナは、スポーツとイベントに利用できる新たな交流拠点。佐原光一市長が3期目の政策に盛り込み、3月、新たな成長戦略などを議論する「未来投資会議」(議長・安倍晋三首相)で構想を安倍首相に説明した。
 6月に取りまとめられた「未来投資戦略2017」には、多様な世代が集う交流拠点となる全国のスタジアム・アリーナを2025年までに新たに20拠点を実現することが盛り込まれた。地方公共団体や、地元企業を巻き込んだ地域ぐるみの取り組みを法律、予算、税制措置など政策手段を総動員して後押しする方針が示されている。
 豊橋市の新アリーナ構想は20カ所の一つに有力視されており、今後の官民による取り組みが実現への鍵を握る。
 構想では、5000人収容でフェニックスの新本拠地となり、プロスポーツやコンサートなど総合エンターテインメント空間のメインアリーナと、市民スポーツなどができるサブアリーナを併設。建設地は市中心部の豊橋公園を想定し、まちなかに立地した好アクセスで、市内外から世代を超えた交流人口を呼び込んでいく。2020年代初めの建設を目指す。
 作ったチラシはB4判のカラー。地域の活性化や、「観(み)る」「楽しむ」のスポーツ・文化の振興、コンベンション会場としても国内外から幅広い集客のできる産業の振興といった新アリーナ構想の主なコンセプトをアピールしている。豊橋駅周辺と豊橋公園のまちなかで新たな回遊を生み出せることも訴える。
 もう一面では、コンサートやプロスポーツの試合、展示会、ファッションショーなど、新潟県長岡市の新アリーナによる実現事例を紹介している。
 1万部作り、各種団体などに配布、構想実現へ市民の意識を高める。問い合わせは「応援する豊橋の会」タスク・フォース事務局(豊橋市広小路3、0532・39・8791)へ。
(中村晋也)
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