市民劇の出演者ら豊川市長表敬

2017/09/09 00:00(公開)
山脇市長㊨に市民劇について説明する天野さん(右から2人目)ら=豊川市役所で
 東三河演劇フェスティバルの企画作品として、豊川市音羽文化ホールで23、24の両日に開催される市民劇「ようかん」の出演者らが8日、同市役所を訪れ、山脇実市長に意気込みを語った。
 訪問したのは、脚本、演出を担当した豊川出身で名古屋市を中心に活動している劇団「放電家族」の代表を務める劇作家・天野順一朗さん(33)=多治見市=と役者ら計7人。
 劇は、豊川、蒲郡両市の間にある架空の町「ポリ町」を舞台に、豊川市などに伝わる小型の手筒花火「ヨウカン」を題材にして展開する。消えゆく町、担い手が減り始めた手筒花火「羊羹花火」の運命はいかに-。公募の東三河の20人が熱演する。
 天野さんは「全員が主役になれるよう考え、豊川のバラなど名産も盛り込んだ。お客さんが入って芝居に魂がこもるので、多くの人に見てほしい」と話した。
 本番に向け、稽古に励んでいる主役の1人・伊藤勝利さん(25)=蒲郡市=は「自分では初めて演じるような役。面白くできたらと思う」と話し、登場する女子高校生の母親役を演じる河村治代さん(47)=豊橋市=は「天野さんが公募の役者の個性を見て、全員に見せ場をつくってくれている。1人1人の魅力を引き出しているので、お客さんにも感じてもらいたい」と多くの来場に期待を寄せた。
 会場のロビーでは、「羊羹」にちなんだ飲食物の販売、落語なども行われ、1日楽しめる。公演は23日が午後2時と同7時、24日は午後1時と同5時。23日の初回公演はバラ一輪がプレゼントされる。
 入場料は高校生以上2000円(当日2500円)、中学生以下1500円(2000円)。チケットは音羽文化ホール、市文化会館などで販売している。
(中村晋也)
続きを読む

購読残数: / 本

この記事は登録会員限定です
この記事は有料購読者限定記事です。
別途お申し込みをお勧めします。
最新記事

日付で探す

さわらび会 光生会 住まいLOVE不動産 蒲郡信用金庫 藤城建設 虹の森 パーソナルカラー診断の名古屋・愛知
158商品のおすすめドッグフードを比較 hadato 肌を知る。キレイが分かる。 全国郷土紙連合 穂の国