豊川工業高へ特別支援学校が駅伝応援旗

2018/10/25 00:00(公開)
豊川特別支援学校の生徒㊨から応援旗を贈られる豊川工陸上競技部員=豊川工業高校で
 県立豊川特別支援学校(藤井毅校長)高等部の生徒は24日、定期交流を続ける豊川工業高校(佐藤泰嗣校長)を訪れ、来月4日に知多市で開かれる全国高校駅伝県大会に出場する陸上競技部に応援旗を贈った。
 特別支援学校を代表し、高等部の生徒会役員4人が来校。縦1㍍、幅1・5㍍の応援旗を手渡した。中央には大きな文字で「襷(たすき)」と書かれ、周りに高等部の生徒らによる「全国大会への切符を勝ち取ってください」といった複数の激励メッセージが記されている。字が書けない生徒も、イラストで期待の思いを寄せた。
 高等部2年で生徒会長の久我一郎さんは「たすきを最後までつないでほしいという気持ちで作りました」と話し、受け取った豊川工業陸上競技部のエースで、キャプテンの近藤幸太郎さん(3年)は「メッセージに力がこもっている。最大級の努力で準備してきたので、悔いのないように走りたい」と意気込んだ。
 15年近く続く恒例行事で、毎年中央の漢字一文字は教員の鳥井雅之さんが考案する。両校の陸上部は夏休みに市陸上競技場で合同練習を行うなど、絆を深めている。
 豊川工業高校が出場する県大会の優勝校は、12月23日の全国大会(京都)への出場権を得る。現地では控えベンチに応援旗を掲げ、5年ぶりの都大路出場を引き寄せる。
(由本裕貴)
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