豊橋署は今月上旬から、重大事故が相次ぐ国道1号を中心に交通取り締まりを大幅に強化している。夜間を中心に法定速度を大きく超えて走行する車両が目立つ現状を受け、最新の「可搬式オービス」やパトカーによる重点的なパトロールを展開し、事故の連鎖を食い止める構えだ。
同署によると、今月5日午後9時半、市内大岩町で大型バイクとトラックが衝突する死亡事故が発生した。これを受け、署は翌日から国道1号の豊橋市内全域を対象とした速度抑止活動に着手。19日には上り線3カ所、下り線2カ所の駐留警戒場所を定めて厳重な監視を続けている。活動にはパトカー3台に加え、雨天時を除き可搬式オービス1台を投入し、速度違反を自動検知する体制を整えて、違反車両の徹底した取り締まりをしている。
背景には、近隣道路の整備に伴う交通環境の変化がある。昨年、国道23号バイパス(名豊道路)が全面開通したことで大型車両が分散し、国道1号の交通量は約1割、並行する三河湾沿いの旧国道23号は約3割減少した。しかし、トラックなど先行車両に阻まれず走行できるようになったことで、車両の速度が上昇していると橘英樹副署長は推察する。市街地の40㌔規制や郊外の50㌔規制区間で時速80㌔近くで走行する車もあるという。
過去5年間で豊橋と豊川の両署管内の国道1号では計18件(豊橋署12件、豊川署6件)の重傷、死亡事故が発生し、路線別では最も件数が多い。特定の場所ではなく、市境から市街地まで満遍なく発生しているのが特徴だ。
橘副署長は「夜間にスピードを出す車が非常に多い。速度が速くなると事故が重大化するため、思いやりやマナーを持って運転してほしい」と強く訴える。
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1998年浜松市生まれ。昔からの夢だった新聞記者の夢を叶えるために、2023年に入社した。同年からスポーツと警察を担当。最近は高校野球で泥だらけの球児を追いかけている。雨森たきびさん(作家)や佐野妙さん(漫画家)らを取り上げた「東三河のサブカルチャー」の連載を企画した。読者の皆さんがあっと驚くような記事を書けるように日々奮闘している。趣味はプロ野球観戦で大の中日ファン。
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