三河湾で養殖した「垂下あさり」の水揚げが、田原市の福江漁港沖で本格化した。渥美漁協組合員の有志がブランド化を狙いに結成した「フィッシャーマンあつみ」も20日、今季初の出漁で約60㌔を水揚げした。海中で十分に育ったアサリを籠から取り出し、委託先の水産会社を通じて出荷する。
垂下あさりは、市内で採れた殻幅3・5㌢以上のアサリを専用かごに入れて沖合で養殖する。海域はアサリの餌となるプランクトンが豊富で、約1カ月で身入りがよくなるという。
フィッシャーマンあつみは、同名のブランド化を目指し組合員4人で結成。同組合の「かごいり娘」や他グループが取り組む「春黄金(はるこがね)」に次ぐブランド化を目指す。21日には委託先の水産会社を介して出荷する。将来的な販路開拓につなげる一方、生産性や品質管理などブランド価値の向上につなげたい考えだ。
代表の細田光則さん(53)は「海中で養殖した実入りのよさと安定した品質を感じてほしい」と述べた。
1㌔あたり価格は中サイズが3200円、大は4000円、特大は8000円。渥美漁協の垂下あさりは「楽天ふるさと納税」でも、市の返礼品(寄付2万~3万円)として先行予約を受け付けている。
購読残数: / 本
愛知県田原市出身。高校卒業後、大学と社会人(専門紙)時代の10年間を東京都内で過ごす。2001年入社後は経済を振り出しに田原市、豊川市を担当。20年に6年ぶりの職場復帰後、豊橋市政や経済を中心に分野関係なく取材。22年から三遠ネオフェニックスも担当する。静かな図書館や喫茶店(カフェ)で過ごすことを好むが、店内で仕事をして雰囲気をぶち壊して心を痛めることもしばしば。
週間ランキング
日付で探す