田原凧(たこ)保存会の「第64回田原凧まつり」は24日、2日目の「けんか凧合戦」が田原市田原町の水田地帯で開かれた。赤、青の両陣営の計22チームが熱戦を繰り広げた。団体戦は青陣営が制し、チーム対抗はのれん分けで誕生した「青菊」が初優勝した。
市無形民俗文化財に指定されている。午前9時から6時間、各チーム10回まで凧を揚げられ、相手陣営の凧を切り落とした得点を競う。今大会では「青菊」のほか「赤11」を母体に生まれた「赤R」の2チームが初参加した。
「青菊」は静岡県菊川市の渡邉保一郎さん(42)が、昨年までの所属チームからのれん分けされて結成した。菊川市で名人として鳴らした祖父岡本春男さん(故人)の勧めで、田原のけんか凧を始めたのは小学校低学年のときだ。岡本さんが立ち上げた「赤〇(まる)」の一員として30年余り出場した。
地元の仲間2人と組んだ新チームで、難しい揚げ手を渡邉さんが担う。風の強弱などを読みながら、仲間に出陣のタイミングを指示した。史上初の5連覇を目指した「赤6」との激戦を制し、初優勝に輝いた。
渡邉さんは「強豪ぞろいの戦いで、合戦が近づくにつれ胃が痛い思いをした。チーム結成時から優勝を目指して準備を進めていたのでうれしい」と喜んだ。
ほかの入賞は次の通り。(敬称略。丸数字は順位)
②赤6(仲谷和彦)③青松(松の家)④赤11(近藤耕平)⑤赤8(菰田裕也)⑥青18(岡本伍生)⑦赤トヨタ(トヨタ自動車)⑧赤R(大羽浩司)▽中日新聞社賞=青〇(関東支部)▽東愛知新聞社賞=青アイシン(アイシン)▽東海日日新聞社賞=赤エコ(鈴木裕)
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愛知県田原市出身。高校卒業後、大学と社会人(専門紙)時代の10年間を東京都内で過ごす。2001年入社後は経済を振り出しに田原市、豊川市を担当。20年に6年ぶりの職場復帰後、豊橋市政や経済を中心に分野関係なく取材。22年から三遠ネオフェニックスも担当する。静かな図書館や喫茶店(カフェ)で過ごすことを好むが、店内で仕事をして雰囲気をぶち壊して心を痛めることもしばしば。
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