ハッチョウトンボの活動本格化 田原市の黒河湿地で

2026/07/16 00:00(公開)
活動時期を迎えたハッチョウトンボ=田原市の黒河湿地で
活動時期を迎えたハッチョウトンボ=田原市の黒河湿地で

 田原市大久保町の黒河湿地植物群落で、日本で最も小さなトンボ「ハッチョウトンボ」が確認された。9月頃まで見られるという。

 

オスは真っ赤な胴体が目印

 

 体長は約2㌢で1円玉と同程度の大きさしかない。湿地や湿原、休耕田などに生息する。雄は胴体全体が真っ赤に染まり、雌は黄褐色のしま模様となるのが特徴。近年は国内の湿地減少や環境変化が進み、個体数が減っているという。

 

 行動範囲は最大数十㍍と狭く、人の気配に驚いて逃げてもすぐ元の場所へ戻る習性がある。市文化財課によると羽化後の5月から9月頃が活動的で、7月中が最も盛んになる。

 

 黒河湿地は県指定天然記念物で、シデコブシやシラタマホシクサ、トウカイコモウセンゴケなど貴重な湿地植物も自生している。ハッチョウトンボにも貴重な生息環境が整っている。

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加藤広宣

愛知県田原市出身。高校卒業後、大学と社会人(専門紙)時代の10年間を東京都内で過ごす。2001年入社後は経済を振り出しに田原市、豊川市を担当。20年に6年ぶりの職場復帰後、豊橋市政や経済を中心に分野関係なく取材。22年から三遠ネオフェニックスも担当する。静かな図書館や喫茶店(カフェ)で過ごすことを好むが、店内で仕事をして雰囲気をぶち壊して心を痛めることもしばしば。

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