アジアパラ大会まで100日前 名古屋でセレモニー

2026/07/14 00:00(公開)
大村知事らが登壇した「100日前セレモニー」=オアシス21で
大村知事らが登壇した「100日前セレモニー」=オアシス21で

 アジアパラ大会の「100日前セレモニー」が12日、名古屋市東区の「オアシス21・銀河の広場」で開かれた。大会開閉会式のコンセプト「違うまま、一緒に。(WABI=We Are Beautiful Individuals.)」も発表された。

 

 大会組織委員会会長の大村秀章知事は「今大会でアジアのパラリンピックムーブメントを大いに盛り上げたい。パラアスリートが限界を超えていく姿を皆で応援し、真のバリアフリーの共生社会をこの愛知・名古屋で作っていきたい」とあいさつした。

 

 アジアパラリンピック委員会(APC)のマジッド・ラシド会長は「舞台は整いつつあり、アスリートたちも準備を重ねています。この大会が記憶に残る大会となるよう、力を合わせていきましょう」と述べた。

 

 開閉会式の総合プロデューサーを務める栗栖良依氏が登壇した。栗栖氏は東京2020パラリンピックの開閉会式でステージアドバイザーを務めた経歴を持つ。「違うまま、一緒に。」とのコンセプトを発表した栗栖氏は「パラスポーツの開閉会式は、一歩先の未来を皆さんに見せるものです。障害の有無にかかわらず、一人ひとりに強さや違いがある。そうしたものを掛け合わせることで『未来の可能性を開いていこう』という思いを込めています」と説明した。

 

 大会の金・銀・銅メダルも披露された。デザインを手掛けたのは、アジア大会のメダルも制作した志波大輔さん。大会スローガン「イマジン・ワン・ハート」から着想を得て、セラミックの円板を何度も割り、気に入った形状になるまで組み合わせて一つのメダルに仕上げた。志波さんは「選手はトレーニングで心が割れるような気持ちになったこともあったと思う。(メダルは)割れた心の破片を集めて一つにしたものです」と話した。

 

 聖火トーチが披露された。放射状に並ぶ8枚の板の形状は日本刀のシルエットを引用。日本刀をモチーフにしつつ、スポーツで平和的に戦うアスリートをたたえるデザインとなっている。

 

    ◇

 

 大会準備の進ちょく状況を大会組織委員会がAPCに説明する調整委員会が13日、名古屋市内のホテルで開かれた。調整委員会は5回目の今回が最後となる。大村知事は「アジアの人の記憶に残る素晴らしい大会とするため、全力を尽くして成功させたい」と述べた。

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安部文晴

 1959年東京都生まれ。山田一晶編集長に声を掛けてもらい、2024年5月に入社した。それまでは別の新聞社に勤務し、名古屋、岐阜、東京などで記者をしていた。事件取材が長かったが、東京では食文化、社会保障といった分野の取材も経験。介護など生活に密着した記事の重要性を実感した。趣味は街歩きと山歩き。東海道五十三次を歩いている。目標は東京―京都間の完歩。テント泊の登山にも憧れているが、三河の低山巡りがメイン。ミステリー、歴史小説を愛読。名古屋支局で愛知県政を担当している。人口減少、地域活性化の課題などを取材しながら、東三河の魅力を発信していきたい。

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