【猫の日】「もったいない」を保護猫へ 蒲郡の合同会社「フリースタイル」開始

2026/02/22 00:00(公開)
吉田代表と保護猫のチビトラ(提供)
吉田代表と保護猫のチビトラ(提供)

 蒲郡市の合同会社「フリースタイル」は、猫の日(2月22日)に合わせ、家庭の不用品を活用して保護犬や保護猫を支援する寄付型サービス「いのちのしっぽプロジェクト」を開始する。

 

 全国どこからでも不要になった品物を段ボールに詰めて発送するだけで、誰もが手軽に動物保護に参加できる仕組みだ。事前の申し込みは不要で、利用者が送料自己負担(元払い)で発送した品物は同社がすべて査定と販売をする。その売上金の一部が、動物保護活動を行うNPO法人などに寄付される。届いた品物は1点からでも寄付の対象となる。

 

 環境省の統計によると、日本では依然として年間1万頭以上の犬や猫が殺処分されている(2022年度は犬猫計1万4457頭)。一方で、寄付や保護活動に対して敷居の高さを感じている人も少なくないのが現状だという。

 

 自身も保護猫と暮らす同社の吉田翼代表は、累計5000件超の買取実績を持つリユース事業の経験を生かし、「まだ使えるのに捨てられてしまう物」「助けを必要としている動物たち」を結びつける本プロジェクトを発案した。吉田代表は「いらないものを送るだけで支援につながる仕組みをつくりたかった」と語り、「もったいない」という気持ちを命を救う活動へと変える循環の構築を目指している。

 

 同社は今後、寄付先団体の拡大を予定している。さらに定期的な寄付報告により活動の透明性を高め、支援者に貢献の実感を届けるとともに、保護団体との連携イベントやSNSを通じた情報発信も積極的に展開していく方針だ。

事業のイメージ
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山田一晶

1967年三重県生まれ。名古屋大学卒業後、毎日新聞社入社。編集デスク、学生新聞編集長を経て2020年退社。同年東愛知新聞入社、こよなく猫を愛し、地域猫活動の普及のための記事を数多く手掛ける。他に先の大戦に詳しい。遠距離通勤中。

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