豊橋市が「御墳印」制作、21日の古墳ウオークで限定配布

2023/01/13 00:02(公開)
古墳ウオークでもらえる「御墳印」=豊橋市文化財センターで
 豊橋市文化財センターは市内の古墳を巡って集める「御墳印(ごふんいん)」を作った。市北部の石巻地区で21日に開く「第3回石巻古墳ウォーク」で参加者に限定配布する。
 石巻地区は国史跡「馬越長火塚(まごしながひづか)古墳群」をはじめ古墳が点在する。寺社参拝の証「御朱印」や城を訪ねた記念でもらう「御城印」に続き、歴史関連のアイテムとして企画した。県内では犬山市や西尾市などで発行されている。
 御墳印は、馬越長火塚や大塚南、口明(くちあけ)塚からなる同古墳群をはじめ「権現山古墳群」(県史跡)や「宮西古墳」(市史跡)の5種類を題材にした。
 台紙には古墳名称や特徴、イベント開催日などが記されている。測量画像から用いた墳墓の画像を立体的に表し、風景写真などをデザインした。ボランティアがパソコンや書道などの特技を生かした手作りだ。
 イベントは21日午前9時半から。受付場所は石巻本町下黒田(国道81号沿い)に設ける。ラリー形式で各古墳に置いた御墳印を5枚集める。センターによると、コースは約3・5㌔で見学を含め2時間程度で巡れる。
 今回のイベントは市の北部地域活性プロジェクトの一環で、愛好者以外も含めた古墳群の活用策を探る取り組み。会場周辺にはキッチンカーや暖をとれる休憩所などを設ける。
【加藤広宣】
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