豊橋市議会12月定例会は10日、一般質問で9人が登壇した。長坂尚登市長が新アリーナ計画の契約解除の協議を事業者に申し入れたことを巡り、川原元則氏(自民)らが豊橋公園の既存施設再整備への影響などをただした。
川原氏は再整備対象だった市武道館の老朽化対応を聞いた。築51年で雨漏りなどが激しく、新アリーナ計画では弓道と洋弓場とともにメインアリーナへの集約を予定していた。
長坂市長は修繕で対応すると答弁。現在の武道館は、朝倉川左岸で県指定の「家屋倒壊等氾濫想定区域」に建っている。新アリーナ計画の当初案も同区域内で建設予定だったが、安全性の指摘などを受け豊橋球場跡へ移す内容に修正された経緯がある。
坂柳泰光氏(同)は11月の市長選で、新聞に折り込んで配布られた法定選挙ビラを取り上げた。現職市長のパワハラで職員2人がうつ病になったなどと指摘する内容で、発信責任者の長坂市長が就任以前に事実確認していたのかに注目が集まっている。真相を明らかにするための調査を求める坂柳氏に対し、長坂市長は「その考えはない」と答えた。
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愛知県田原市出身。高校卒業後、大学と社会人(専門紙)時代の10年間を東京都内で過ごす。2001年入社後は経済を振り出しに田原市、豊川市を担当。20年に6年ぶりの職場復帰後、豊橋市政や経済を中心に分野関係なく取材。22年から三遠ネオフェニックスも担当する。静かな図書館や喫茶店(カフェ)で過ごすことを好むが、店内で仕事をして雰囲気をぶち壊して心を痛めることもしばしば。
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