奥三河音楽連盟は12日、「『設楽原の古戦場』を歌う会」のスタート集会を新城市設楽原歴史資料館で開いた。1575年の「長篠・設楽原の戦い」から450年となるのに合わせた。参加者を募り、8月30日に発表する。
「設楽原の古戦場」は約50年前に作られた。歌詞は5番まである。武田軍の騎馬隊や、織田・徳川軍の火縄銃による銃撃、合戦で亡くなった将士を供養する「火おんどり」の模様を歌う。1990年から続く「設楽原決戦場まつり」で東郷東小学校児童が合唱してきた。しかし新型コロナウイルス禍で2020年以降は発表していなかった。
音楽連盟は合戦から450年と市制20周年、主催する新城音楽祭の50回を迎えることから歌い手を公募する。8月30日に開かれる「戦国博覧会」と同じ会場の新城文化会館で発表する。「長篠合戦の歌」も同じ催しで復活させる。
スタート集会には約30人が参加した。音楽連盟の村田真弓代表が「歌は歴史と人がつなぐ。多くの人で歌いたい」と思いを述べた。参加者は東郷東小の元教諭林吉宏さん(90)と一緒に歌った。
練習は5月10日から新城文化会館で。問い合わせは村田さん(090・5452・3276)へ。
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浜松市出身。大学卒業後、母親の実家があった豊橋市に住む。スポーツを皮切りに、蒲郡市政担当15年を経て現在新城市と北設楽郡を担当する。映画ロケの炊き出しからご当地グルメとなった「ガマゴリうどん」など、まちぐるみで取り組む姿を取材するのが好き。
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