【連載】サッカーにできること〈3〉蒲郡編:子どもたちが楽しめる環境整備|豊橋市サッカー協会会長小林立治

2025/07/29 00:00(公開)
蒲郡市サッカー協会は、少年たちがサッカーを楽しむ環境づくりに励みます

 蒲郡市のサッカー協会、近藤大二郎理事長に聞きました。

 

 ―協会について教えて下さい。

 ◆会員約700人の団体です。高校と中学とチーム数が少ないため、社会人や小学生の団体の動きがメインです。特に近年は蒲郡市のチームだけの4種(小学生)リーグなどを開催して切磋琢磨(せっさたくま)して楽しく活動しています。また市内の施設は人工芝でなく、天然芝のグラウンドが使用できるため、市外や県外からも利用申し込みがあり、うれしい悲鳴を上げながら毎週サッカーをしています。

 

 ―サッカーの魅力を一人でも多くの人に知ってもらうためにどのような取り組みをしていますか?

 ◆約5年前から市の提案で、隣の幸田町と蒲郡市・幸田町交流事業として大会を開いています。それぞれミカンやイチゴを頂き、子どもたちにも好評です。今は参加チームは少ないですが、東三河の各市とも一緒にできる大会にして、まずは小さい子どもからサッカーの試合を出来る環境を増やせたらと思っています。

 

 ―今後の展望について教えてください。

 ◆蒲郡市サッカー協会は会員の減少が進んでいくのは、避けられません。まずは子どものうちからサッカーの試合などを経験して将来、社会人としてまたサッカーに挑戦できる環境をつくりたいと思っています。また協会は大会スポンサーなどをつけずに運営していましたが、今後は協会・大会ともに企業にスポンサーになっていただき、蒲郡市とも連携を図り企業や行政と緊密に連携していく方針です。

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