小松楼で「戦時下の広告」展 8月末まで

2025/07/28 00:00(公開)
座敷で紹介する戦時下の広告の複製品=小松楼まちづくり交流館で

 湖西市新居町の「小松楼まちづくり交流館(小松楼)」で夏休み企画の小展示「戦時下の広告」が開かれている。第二次世界大戦が始まった1939年から45年の終戦までの時代を捉えた広告の複製品8点を紹介している。8月31日まで。

 

 地域寄席などを開催する「新居・寄席あつめの会」(山口識行さん主宰)が企画した。豊橋市美術博物館で開催中の「終戦80年軍都 豊橋の面影展」を山口さんが観覧して発案した。

 

 会場の座敷の座卓には、1940年に予定されながらも幻となった東京五輪の時代背景を振り返ったり、戦時中に出回っていた「ヒロポン(覚せい剤)」や当時の食などを考えたりする機会につながる展示品などがある。併せて、豊橋市美術博物館の展示に関する図録も用意されている。8月1日からは「江戸から戦前までの地図・絵図・交通図展」も開く。

 

 今年は終戦から80年。山口さんは「展示を通じてこうした時代があったことを振り返るとともに、地元の当時の歴史を知る機会にしたい」と話す。

 

 観覧無料。午前9時~午後5時。月曜休館。8月11日は開館する。

続きを読む

購読残数: / 本

この記事は登録会員限定です
この記事は有料購読者限定記事です。
別途お申し込みをお勧めします。
最新記事

日付で探す

さわらび会 藤城建設 住まいLOVE不動産 蒲郡信用金庫 光生会 虹の森
hadato 肌を知る。キレイが分かる。 豊橋法律事務所 ザ・スタイルディクショナリー 全国郷土紙連合 穂の国