３～５日、ソサイチの全国大会が開催される。この記事が公開される頃には、すでに大会の結果が出ている。でも、今この大会前に宣言したいことがある。「日本一になって、日本代表に選出される」という、私自身の揺るぎない覚悟だ。

　ソサイチを知っているだろうか？　７人制サッカーのこと。フルコートの11人制よりも一回り小さなピッチで、ＧＫ１人とフィールドプレーヤー６人がプレーする。人数が少ない分、一人ひとりの責任と役割が大きく、よりスピーディーでインテンシティの高い競技だ。個の技術、判断力、連動性、そして瞬時の決断。それらが一体化しないと、試合には勝てない。

　この全国大会は、ただの「大会」ではない。ここで活躍することが、ソサイチ日本代表への選出に直結する。そして、代表に選ばれた者には、８月にブラジルで開催される世界大会が待っている。世界最高峰の選手たちが集まるあの舞台に、私も必ず立つ。

　２０２４年から「７人制サッカーで勝負する」と決めた。やるからには、ただ関わるだけじゃ意味がない。世界トップを目指して、挑戦することに意味がある。中途半端な気持ちでは到底たどり着けない場所だというのも、十分わかっている。でも私は、どんな形でも「自分の価値を証明したい」と思っている。

　ＧＫというポジションは、特にソサイチでは特殊な役割になる。11人制以上にビルドアップへの関与が求められ、コートが狭い分、シュートや決定機も増える。だからこそ、１試合における影響力が段違いに大きい。私はこのポジションで、チームを勝たせられるキーパーとしての存在感を証明したい。自分がいれば勝てる。そう思わせるプレーを全国の舞台で体現する。

　全国大会で日本一になる。日本代表に選ばれる。そして、世界一になる。夢物語に聞こえるかもしれないけど、私は本気でやる。

　これが、今の私のリアルな挑戦です。