今季レギュラーシーズン最終戦は川崎ブレイブサンダースが相手。速い展開から得点を奪い合う試合運びでした。フェニックスはリバウンドからの得点、川崎は3点シュート(3P)を高確率で決めてきます。シュートの決定率が上がらず、流れをつかめないまま7点ビハインドで前半を終えました。追い上げたいところを川崎に連続14得点を許し、一時は20点差とされてしまいます。第4クオーター(Q)は序盤から激しいディフェンスと3Pが決まって2点差まで追い詰めます。残り40秒に佐々木の3Pで追い付きますが、土壇場の残り2秒で得点されて万事休す。悔しい敗戦となりました。
第2戦は終始、激しいディフェンスからの速攻や高確率の3Pでペースをつかみ、押し切る試合展開でした。第1Qから28得点と速い段階でリズムをつかむと、第2Qも激しいディフェンスで相手シュートを抑え、攻撃力を封じたフェニックスが12点リードして前半を終えました。後半はメイテンのインサイドでの連続得点で流れを作り、一気に25点差まで突き放します。今季限りの引退を表明した柏木のレギュラーシーズン最終戦に花を添えるため、最後まで全員で戦い抜き100点ゲームの快勝でした。
今節はポイントゲッターのヌワバ不在で難しい戦いでした。3日は課題の前半に得点差を広げられての敗戦。一方、4日は序盤でリードを広げる安定した試合運びで勝ちました。チャンピオンシップ(CS)は序盤のディフェンスが鍵です。ホーム優位の状況を生かして、最後まで選手を後押ししましょう。
今節も得点、アシストでチームのキャプテンとして存在感を示してくれました。1試合平均アシスト数は6・5で今季のリーグアシスト王に輝きました。平均得点も11・5点でBリーグでのキャリアハイを更新。いまも成長著しい選手です。CSでは佐々木選手の経験を生かした熱いプレーに期待してください。
次節はいよいよCSです。初戦のクォーターファイナル(準々決勝)はホーム浜松アリーナで群馬クレインサンダースとの対戦となりました。群馬は鉄壁のディフェンス力を誇り、初のCS進出をつかんだ勢いのあるクラブです。激しいディフェンスから速攻で得点を重ねたいフェニックスに対し、群馬は手堅いディフェンスからじっくりと攻めるスタイルです。どちらが自分たちのペースに持ち込めるかが勝敗の鍵を握ります。負けられない短期戦です。これまで以上に声援をお願いします。試合はバスケットLIVEでも観戦できます。
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