新城の宇連ダム貴船神社で水神祭

2025/05/23 00:00(公開)
祈願する小久保理事長=新城市川合で

 宇連ダム右岸にある新城市川合の貴船神社の水神祭が22日に営まれた。ダムは豊川用水の水源で支線水路を管理する土地改良区役員らが出席した。用水は現在5%の節水中で、水の恵みも願った。

 

 ダム完成1年後の1959年5月21日、えん堤右岸に京都府の貴船神社の分身が守り神として安置された。水神祭はその2日後に第1回に開催。毎年この時期に営んでいる。

 

 午前11時、現地に設けた祭壇に参列者が玉串をささげるなどして下流域の受益地への水の恵みがあるよう祈った。

 

 豊川総合用水土地改良区の小久保三夫理事長は用水の沿線部で代かきや田植えが進んでいることを踏まえ「水を大事に使っていきたい」と述べた。また「300カ所以上の揚水機場で建屋の更新時期を迎えている。今後はコンクリートではなく上流部の木材の活用を考え、自然と一体となった施設運営をしていく」と述べた。

 

 水資源機構や豊川流域の受益者でつくる「豊川用水節水対策協議会」は4月18日から、用水の5%節水を続けている。関係する配水施設で水圧を抑えている。

 

宇連ダムのダム湖
続きを読む

購読残数: / 本

この記事は登録会員限定です
この記事は有料購読者限定記事です。
別途お申し込みをお勧めします。

安藤聡

浜松市出身。大学卒業後、母親の実家があった豊橋市に住む。スポーツを皮切りに、蒲郡市政担当15年を経て現在新城市と北設楽郡を担当する。映画ロケの炊き出しからご当地グルメとなった「ガマゴリうどん」など、まちぐるみで取り組む姿を取材するのが好き。

最新記事

日付で探す

<前次>
    123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031
住まいLOVE不動産 藤城建設 さわらび会 蒲郡信用金庫 虹の森 光生会
158商品のおすすめドッグフードを比較 hadato 肌を知る。キレイが分かる。 豊橋法律事務所 全国郷土紙連合 穂の国