豊橋信金新入職員がのんほいパークでSDGs学ぶ 地域に根ざす金融機関目指し

2026/04/27 00:00(公開)
フィールドリサーチのひとコマ。のんほいパークの動物研究員からSDGsに向けた取り組みについて話を聴く豊橋信金の新入職員(提供)
フィールドリサーチのひとコマ。のんほいパークの動物研究員からSDGsに向けた取り組みについて話を聴く豊橋信金の新入職員(提供)

 豊橋信用金庫はこのほど、豊橋総合動植物公園(のんほいパーク)と共同で、新入職員向けの教育プログラム「地域共創フィールドワーク」を実施した。今年度の新入職員34人が参加し、動植物園を舞台に、SDGs(持続可能な開発目標)を学び、ビジネスアイデアの立案に取り組んだ。

 

 豊橋信金は、金融リテラシーを土台として地域課題を解決し、持続可能な地域づくりに貢献できる人材の育成を目指している。一方、のんほいパークは少子高齢化による子ども層を中心とした利用者の減少を見据え、持続可能な経営に向けて新たな顧客層にアプローチする取り組みを求めていた。こうした両者の意図が一致したことで、「大人が地球のいのちを学ぶ場所」という新たな価値を提供する社会人向けプログラムの共同企画が実現した。

 

 当日は、参加者が広大な園内でリサーチを行い、動物研究員や樹木医から園の持続可能な社会の実現に向けた取り組みについて解説を受けた。主に「陸の豊かさを守る」「海の豊かさを守る」というテーマについて学んだ後、グループごとに分かれてビジネスアイデアを議論した。参加者は同園が抱える商品、イベント、飼育、運営などの課題解決につながる企画を考案し、スタッフに向けてプレゼンテーションを行った。優れた提案に対しては、SDGsアクション大賞として「のんほい賞」や「Toyohashi Thinking賞」が授与された。

 

 参加した新入職員からは、動植物園を新たな視点で見ることでSDGsが身近な問題であることに気づいたという声や、現場体験を通して多様な視点や課題解決の手法を知り、経営の難しさや持続可能性の大切さを実感したといった感想が寄せられた。

 

 豊橋信金は、この活動を通じて新入職員が高い視座から物事を捉えて解決する力を育み、地域に根差す信用金庫としての使命を体系的に理解することを期待している。

新入職員によるプレゼン(提供)
新入職員によるプレゼン(提供)
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山田一晶

1967年三重県生まれ。名古屋大学卒業後、毎日新聞社入社。編集デスク、学生新聞編集長を経て2020年退社。同年東愛知新聞入社、こよなく猫を愛し、地域猫活動の普及のための記事を数多く手掛ける。他に先の大戦に詳しい。遠距離通勤中。

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