映画「361 ーWhite and Blackー」の舞台あいさつが12日、豊川市の「イオンシネマ豊川」で開かれ、「とよかわ応援大使」を務める俳優の渡辺いっけいさん、ヒロインの星野奈緒さん、大山晃一郎監督が登壇した。
作品は、全世界に1800万人の競技人口を誇る「囲碁」を題材に据えたヒューマンドラマだ。過去のトラウマから碁盤に向かえなくなった青年が、有名棋士となった幼なじみらとの再会を通じて葛藤する姿を描く。渡辺さんは、主演の長野凌大さん演じる主人公の上条眞人の上司、山中和樹役を演じた。
渡辺さんは「今回は皆を後ろから見守るにぎやかしのようなポジションだった。大好きな仲間たちと一緒に現場を遊び倒し、自分も青春の一員になれた気がしてうれしかった」と振り返った。一方、初めてヒロインを担った星野さんは「精いっぱい演じたが、レジェンドたちがそろう寿司の場面では緊張で固まってしまった」と明かした一方で、渡辺さんと松岡広大さんのアドリブ満載の掛け合いには「笑える部分が多くあって楽しかった」と笑顔を見せた。渡辺さんは印象的な場面として、部下が主人公を追いかけ回す浜辺のシーンを挙げ「爽やかなバディー感を感じた」と太鼓判を押した。
大山監督は、主演の長野さんが自ら碁を打つことで「個性がしっかり出た」と高評価した。タイトルの「361」には「背を向けたものに向き合う1歩目」という意味を込めたといい、囲碁を知らない層にも「わくわく感が伝わってほしい」と語った。劇中には監督自身の経験や、かつて携わった人気ドラマ「木曜ミステリー『警視庁・捜査一課長』」へのオマージュも隠されているといい、「くすっと笑ってほしい」と話した。
渡辺さんは「それぞれの出演者が非常に魅力的で、『この人は誰だろう』と思わせる力のある映画だ。一人でも多くの人に見てほしい」と述べた。
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1998年浜松市生まれ。昔からの夢だった新聞記者の夢を叶えるために、2023年に入社した。同年からスポーツと警察を担当。最近は高校野球で泥だらけの球児を追いかけている。雨森たきびさん(作家)や佐野妙さん(漫画家)らを取り上げた「東三河のサブカルチャー」の連載を企画した。読者の皆さんがあっと驚くような記事を書けるように日々奮闘している。趣味はプロ野球観戦で大の中日ファン。
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