奥三河にゆかりある若者たちが企画した「あおのフェスティバル」が15日、新城市下川の新城文化会館で開かれた。
県新城設楽振興事務所が主催した。学生による運営で関係人口を増やそうと初めて企画。学生は4人が委員を務め、振興事務所職員や新城市地域おこし協力隊のボールソン祐子さんも支援して出店者を募集した。
屋外の広場では高さ3㍍の「竹のクリスマスツリー」が登場した。8日に同市下吉田の林から切り出して円すい状に組み立て、内側を光らせた。他にも約5000個のキャンドルを階段や広場に配置し、点灯した。
クラフト作家などの店舗やキッチンカーなど33店舗が出店したり、若者たちのミニコンサートを披露したりした。
委員で祖父母が豊根村出身の大学生熊谷琴美さん(21)は「奥三河で活動する人たち同士で新たな交流ができればうれしい。また別の季節と会場で開きたい」と話した。新城市に住む大学生菅沼大輝さん(19)は「9月から考えてきた。大勢が足を運んでくれてほっとしました」と喜んでいた。
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浜松市出身。大学卒業後、母親の実家があった豊橋市に住む。スポーツを皮切りに、蒲郡市政担当15年を経て現在新城市と北設楽郡を担当する。映画ロケの炊き出しからご当地グルメとなった「ガマゴリうどん」など、まちぐるみで取り組む姿を取材するのが好き。
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