豊橋市の画家、宮城照巳さん(形象派美術協会会員)と、宮城さんから指導を受ける「高師アート」「石巻アート」の生徒による水彩画展が、市美術博物館の2室で開かれている。15日まで。
宮城さんは元美術教諭。絵画を通した「人間教育」に長年力を注ぎ、2年後には100歳の展示会を予定する。そんな宮城さんを慕って集まった生徒は探究心が強く、公募展などに積極的に出品し結果を出している。
「石巻アート」の第12回展は第2展示室で。生徒18人が2~3点を披露した。花や野菜、魚などの静物を中心に、風景や人工物などを力強く描いた。見たものをそのまま絵にするのではなく、それぞれの解釈を加えてのびのびと描写している。
歴史のある「高師アート」の第29回展は第3展示室で。初参加1人を含む21人が小品から100号までの各2~4点を発表した。効果的な色の置き方で目を引きつける抽象作品や勢いよく筆を運んで描いた具象作品、丁寧に描いた写実作品など、ベテランならではの見応えある作品が楽しめる。
宮城さんは各会場で新作の抽象作品を賛助出品。「感性を育てており、同じ絵が無いのがいい。それぞれが『自分の色』で美しさを描いた。ぜひ見てほしい」と呼び掛ける。
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1998年浜松市生まれ。昔からの夢だった新聞記者の夢を叶えるために、2023年に入社した。同年からスポーツと警察を担当。最近は高校野球で泥だらけの球児を追いかけている。雨森たきびさん(作家)や佐野妙さん(漫画家)らを取り上げた「東三河のサブカルチャー」の連載を企画した。読者の皆さんがあっと驚くような記事を書けるように日々奮闘している。趣味はプロ野球観戦で大の中日ファン。
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