各種メッシュフィルターや高性能マスクの加工販売「くればぁ」(豊橋市下地町)の「魔法のマスク」を、昨年12月の全国高校駅伝男子の部で準優勝した福岡県の私立大牟田高校駅伝部がトレーニングで使っている。「鍛えるマスク」としても評価された。
大牟田高校は全国駅伝男子の部で5回の優勝を誇る強豪校だが、2013年の準優勝以来、メダルから遠ざかっていた。同社創業者の中河原四郎会長の出身地だった縁で、23年から魔法のマスクの無償提供を始め2年目で結果が出た。
このマスクは、気密性に優れており、ウイルスや花粉から体を守ることができる。このことが呼吸に一定の負荷をかけることにつながり、呼吸筋を鍛える効果があるとされ、トレーニングで利用するアスリートもいる。フィギュアスケート選手の羽生結弦さんが使っていたことで知られる。
1人2枚を提供しており、23年は70枚、24年は22枚を渡した。練習などでマスクを着けて走るなどする。地元の医療機関と連携し効果の検証もしている。同校では「高地トレーニングと同じ効果が期待できる」とする。
石橋衣理社長は「準優勝の大躍進は、心より喜ばしく思っています。引き続き支援と応援をしていきます」とコメントする。
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1973年生まれ、豊川市出身。建設業界に勤務後、96年に入社。2022年から豊川市を担当している。趣味は美術館巡り。ポッドキャストでラジオを聞くのも好きで、さまざまな番組を楽しんでいる。
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