JR東海が新城の本長篠駅を整備 駅舎側にホーム新設

2025/03/27 00:00(公開)
本長篠駅の「島式」プラットホーム=新城市長篠で

災害対策で「島式」ホームを撤去し、線路を1本に

 

 JR東海は25日、新城市長篠の本長篠駅を整備すると発表した。既存ホームを撤去して、駅舎側に新設。2本ある線路は1本にする。駅舎は改築する。

 

 駅の南側に宇連川がある。2023年6月の東三河豪雨などで地盤が変形し、プラットホームに亀裂が入るなどした。このため、駅の構造を川から離して安全性を高める。昨年6月の新城市議会定例会一般質問で明らかになった。

 

工期は4月から3年間

 

 現在は二つの線路の間にホームがある「島式」となっており、駅舎はその北側にある。新しいホームは線路の北側に設ける。線路は北側(下り線)を残し、南側(上り線)を撤去する。駅舎はコンパクトにして、トイレは廃止する。工期は今年4月から3年間。工事が本格化すると一部の列車の時刻を変更する。

 

 駅は鳳来寺鉄道の「鳳来寺駅」として1923年に開業。43年に飯田線の「本長篠駅」に改称。29~68年は田口鉄道(豊橋鉄道田口線)が乗り入れていた。今月15日から交通系ICカードが利用可能になった。

本長篠駅整備の平面図(JR東海の資料から)
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安藤聡

浜松市出身。大学卒業後、母親の実家があった豊橋市に住む。スポーツを皮切りに、蒲郡市政担当15年を経て現在新城市と北設楽郡を担当する。映画ロケの炊き出しからご当地グルメとなった「ガマゴリうどん」など、まちぐるみで取り組む姿を取材するのが好き。

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