日本野鳥の会県支部は4日、ツバメの巣を見守り続けているとして、県内6団体に感謝状を贈った。贈呈式が豊川市の「東三河ふるさと公園」であった。
ツバメは近年、巣を作るとふんが非衛生的だなどと言われることもあり、減少傾向にある。そこで野鳥の会は「消えゆくツバメをまもろう」キャンペーンを展開。2019年から巣を守っている店や施設などに感謝状を贈っている。愛知では23年から始まった。
今回は、豊川市の東三河ふるさと公園管理事務所、御油郵便局、ファミリーサロンラッキー豊川店、サンヨネ豊川店、シューズブティックイシハラ、豊橋市のファミリーマート豊橋大清水店が選ばれた。複数年にわたり巣がある施設が大半。それぞれが、ヘビなどの天敵が近づかないようにしたり、ふんが地面に落ちないようにしたりして、巣を見守っている。
贈呈式で新実豊支部長は「近年は巣を撤去する人もいる。そのような中で巣を守り続けていただき、ツバメに代わって感謝状を贈ります」と述べた。
ファミリーサロンラッキーの原田勝也店長(64)は「来店する子どもがツバメを見つけると、喜んでくれます。これからも見守っていきたい」と話した。
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1973年生まれ、豊川市出身。建設業界に勤務後、96年に入社。2022年から豊川市を担当している。趣味は美術館巡り。ポッドキャストでラジオを聞くのも好きで、さまざまな番組を楽しんでいる。
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