豊橋市が12月議会の一般会計補正予算案など議案発表

2025/12/02 00:00(公開)

 豊橋市は、市議会12月定例会に提出する一般会計補正予算案など議案34件を発表した。

 

 約30億6602万円を追加する補正予算案は、人事院勧告を踏まえた職員給与の増額など人件費で3億3093万円▽障害福祉サービス利用者増に伴う給付事業費の不足分などで14億7157万円▽豊橋田原ごみ処理施設整備運営事業の物価上昇に伴う建設工事費増額で4億6440万円▽ふるさと納税の利用者増による返礼品の経費増に1億8800万円―などを盛り込んだ。

 

 多目的屋内施設(新アリーナ)関連では、事業の一時中止費用等検証業務委託料として920万円を計上した。昨年11月11日から今年10月26日までの中断期間に対し、事業者から提示される増加費用や損害金、設計や建設費の変更にかかる費用が適切かどうか、コンサルティング事業者に依頼して年度末までに検証する。委託事業者は今後選定する。

 

 条例案では、2026年4月から市立の生涯学習センターなど公共施設の利用料値上げや、市役所での住民票の写しなどの交付手数料改定、水道料金の改定などを提出する。

 

 施設利用料は老朽化や社会情勢の変化に対応し、22施設の使用料金を改定する。11月の総務委員会での指摘を受け、改定率の上限を当初案の200%から150%に見直すなどしている。

 

 交付手数料改定は1通あたり200円から300円への値上げとなる。住民票の写しと証明書、戸籍の附票の写し、印鑑登録証明手数料については、コンビニエンスストアなどに設置された端末機で交付する場合は200円に据え置く。

 

 水道料金改定は42年ぶり。基本料金を下げて水量料金を上げるもので、平均で15・4%の改定となる。

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岸侑輝

 1988年生まれ。三重県津市出身。
 地元で数年間地域紙の記者を務めた後、某ゲーム会社で企画の仕事などを経験。新型コロナウイルス禍で紆余曲折あって豊橋市で再び地域紙の記者に。地域の人に地域の良いニュースを伝えたい。
 趣味は一口に言うとゲーム。著名なタイトルをすべて網羅しているわけではないが、コンシューマーはファミコン時代から「ドラゴンクエスト」などを親しんでいる。ジャンルは問わず、環境としてはオンライン、カード、ボード、テーブルトークなど手広くプレーしている。
 好きなものは甘いもの。犬派。写真は実家の猫。

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