東栄フェスティバルで各地区の榊鬼が勢ぞろい

2025/11/04 00:00(公開)
勢ぞろいした10地区の榊鬼=東栄ドームで

 東栄町の伝統芸能を紹介する「東栄フェスティバル」(町主催)が3日、東栄ドームで開かれた。町制70周年記念として、町内10地区の住民が続ける花祭の「榊鬼」10体が7年ぶりに勢ぞろいした。

 

 フェスティバルは鎌倉時代から伝わる国指定重要無形民俗文化財である花祭と町を多くの人に知ってもらおうと毎年文化の日に開く。榊鬼は、祭で最も格式が高い鬼とされ、10体が集結したのはフェスティバル30回記念時以来という

 

 午後2時半に小林をはじめ御園、東薗目、月、足込、河内、中設楽、中在家、古戸、下粟代の各地区の榊鬼が1人ずつ舞を披露した後、10人が一堂に集まった。大勢の観客が記念撮影していた。

 

 この日は河内、足込の各保存会がそれぞれダイジェスト版の舞を、同町を拠点に活動するプロ和太鼓集団「志多ら」が演奏を披露した。

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安藤聡

浜松市出身。大学卒業後、母親の実家があった豊橋市に住む。スポーツを皮切りに、蒲郡市政担当15年を経て現在新城市と北設楽郡を担当する。映画ロケの炊き出しからご当地グルメとなった「ガマゴリうどん」など、まちぐるみで取り組む姿を取材するのが好き。

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