【連載】カゲっちの「今週のフェニックス」〈31〉 CSへ向けらしい戦いに期待

2025/04/22 22:00(公開)
ニカ ⒸSAN-EN NEOPHOENIX

 ファイティングイーグルス名古屋戦は最後までもつれる激戦でした。大黒柱メイテンを欠き、ゴール下での得点が伸びず敗因となりました。得点を与えるミスも多く、速攻を許し流れもつかめませんでした。ダジンスキーの獅子奮迅の活躍やニカのインサイドでの存在感など、今後の好材料と期待しています。

 

 19日はシーホース三河と対戦。ダジンスキーの3点シュート(3P)で先制しますが、三河にインサイドの得点や3本の3Pで追う展開。高確率でシュートを決められ、速いペースに持ち込めず12点差を背負います。我慢の中、堅いディフェンスから得点しますが5点を追って前半終了。後半はこう着状態のまま三河にインサイドと3Pからの得点で11点差まで広げられます。激しいディフェンスから速攻や3Pで流れをつかみ、2点差まで粘りますが序盤の失点が響いて72対80と敗れてしましました。

 

 第2戦は出だしで吉井のアタック、ヌワバの3Pでリードします。三河には第1クオーターで5本の3Pを決められ劣勢でしたが、激しいディフェンスで2点差のまま第1Q終了。第2Qも三河に高確率で3Pを決められました。ダジンスキーの3Pなどで5点差として前半終了。後半開始直後に激しいディフェンスから相手のミスで同点とし、吉井の得点で逆転します。ところが三河はさらに高確率で3Pを決めて最大20点差とされました。フェニックスは3Pの精度を欠き73対89と敗れました。

 

 FE名古屋戦と三河戦で今季初の3連敗。今季最後のホームで中地区優勝を決めようと空回りしてしまったところもありました。フェニックスの良さを見つめ直し、残り5試合の奮起に期待です。

 

注目は帰化枠のニカ

 

 メイテン不在のFE名古屋戦は7得点4リバウンド、三河戦も平均6・5得点4リバウンドとインサイドで活躍。帰化選手のニカがゴール下で存在感を見せれば選手層にも厚みが出ます。経験豊かなニカの活躍がCSの躍進に不可欠です。熱い声援をお願いします。

 

 次節23日はいずれもアウェーで横浜ビー・コルセアーズ、26~27日は名古屋ダイヤモンドドルフィンズと対戦。最終盤はどこも負けらない戦いが続きます。特に名古屋DはCS進出を懸け一敗もできません。フェニックスもチーム力を上げたい大切な試合です。激戦必至の選手に声援をお願いします。

 

23日の横浜戦はパブリックビューイングも

 

 豊橋市とフェニックスは午後7時5分から、同市西小田原町の「穂の国とよはし芸術劇場プラット」でパブリックビューイングを開きます。午後6時開場、定員700人。SAN-ENアンバサダーの鹿毛誠一郎さんと岡田慎吾さんの解説もあります。試合はバスケットLIVEでも見られます。

 

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