豊川高校ソフトボール部が全国大会初の3位 北澤主将と安井投手が引っ張る

2025/04/29 00:00(公開)
(右から)今泉利昭校長、北澤主将、竹本幸夫市長、安井投手、太田監督

 豊川高校のソフトボール部が、「全国高校男子ソフトボール選抜大会」(3月22~25日、千葉県成田市)で3位に入った。創部34年で初の快挙となった。

 

 全国各地の予選を勝ち抜いた42校40チームのトーナメント戦。豊川は、初戦、2回戦はコールド勝ち、3回戦の宮崎工業(宮崎県)を3対1で制し、19年ぶりの4強進出を果たした。

 

 その立役者は主将の北澤諒祐選手(3年)。昨年の高校総体予選敗退から約10カ月。「同じ思いは絶対にしない」を合言葉に、新チームのスタートを切ったが、正捕手がけがで離脱するアクシデントに見舞われた。三塁手だったが、送球に定評のあったため、太田監督らが北澤主将にコンバートを提案した。野球より距離が近い分、直球は体感速度が170㌔超とされる。「言い訳したくない。恐怖心を無くすためにボールを捕り続けた」と振り返る。大会では目立ったミスはほとんどなく、4試合3失点の好リードを見せた。

 

 7月のインターハイや国民スポーツ大会の予選が控える。インターハイの過去最高はベスト4だが、チームの目標は優勝だ。太田監督は「守備力アップが欠かせない。打球判断のミスは命取り。練習で磨ける」と話す。

 

 120㌔近い直球と浮き上がる変化球「ライズボール」が武器の安井陽太投手ら投手陣に定評がある。一方、準決勝の神戸神田(兵庫)戦では、中盤で守備のミスが重なり、2対3で敗れた。北澤主将は「投手は全国屈指だと自負しているので、あとは守備と打撃力。レベルアップすれば全国一が見えてくる」と意気込んだ。

 

 インターハイの県予選は、5月24~25日に刈谷市で行われる。

エースの安井投手(提供)
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北川壱暉

 1998年浜松市生まれ。昔からの夢だった新聞記者の夢を叶えるために、2023年に入社した。同年からスポーツと警察を担当。最近は高校野球で泥だらけの球児を追いかけている。雨森たきびさん(作家)や佐野妙さん(漫画家)らを取り上げた「東三河のサブカルチャー」の連載を企画した。読者の皆さんがあっと驚くような記事を書けるように日々奮闘している。趣味はプロ野球観戦で大の中日ファン。

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