桜丘高校音楽科初代主事で、地域の音楽振興に多大な功績を残し、2月に亡くなった齋藤喬さん(87)のお別れ会が20日夕、豊橋市の「ホテルアークリッシュ豊橋」で営まれた。卒業生や音楽関係者ら約380人が全国から参列した。
田原町(現田原市)出身、県立成章高校、愛知学芸大学(現愛知教育大学)卒。1959年に桜丘高校に入職。63年の音楽科開設に尽力し、国内外で活躍する人材を生み出す礎を作った。豊橋市文化振興賞や豊橋文化賞、市勢功労者表彰を受賞。TFM合唱団など多くの音楽団体の指揮者を務めた。
黙とう後、献奏として合唱グループ「コーロ・ソアーヴェ」のメンバーらが「出船」を、その後参列者全員で「アヴェ・ヴェルム・コルプス」を歌った。
豊橋合唱協会の吉村純会長らが別れの言葉を読んだ。吉村会長は齋藤さんとの思い出や教わったことを振り返り「先生の指揮される合唱には、いつも先生にしか出せないすてきな心を感じた。私も先生の姿を追い続け、これからも精進していきたい」と述べた。
献花後、実行委員長の莊典子さんが「妥協しない齋藤先生の音楽教育がここにあり、優秀な卒業生が輩出されたのです。先生、ありがとうございました」と述べた。
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