名古屋ダイヤモンドドルフィンズをホーム豊橋に迎えた12日の「愛知ダービー」は、規定の40分間で決着がつかず、延長戦にもつれ込む激戦となりました。
序盤冒頭で佐々木の高速アタックや、激しいディフェンスから速攻で先制しました。名古屋Dも齋藤の3点シュート(3P)、スティールからの速攻で譲りません。名古屋の鬼気迫る激しいディフェンスに、ターンオーバー(ミス)を重ねて12点を追う展開。激しいディフェンスを仕掛けて立て直しを図りますが、得意の3Pが決まらず18点差とされます。盛り返したいフェニックスは兪の活躍、ダジンスキーと大浦の3Pなどで、前半終了時に11点差まで追い上げました。
後半は得点を奪い合う拮抗した展開。フェニックスは粘り強いディフェンスから連続3Pで5点差まで詰め寄り最終の第4クォーターへ。大浦の3Pで2点差に詰めますがシュート決定率が上がらず、名古屋Dに点差を広げられます。しかしメイテンのインサイドや湧川の3Pで逆転、津屋も3Pを決め3点リードを奪いましたが、終了間際に3Pを決められ延長戦にもつれ込みます。
5分間の延長戦は、ダジンスキーの3Pやヌワバのアタックで突き放し、3時間にわたる激戦を95対87で制しました。
今節はホームの大声援が勝利に導いてくれたゲームでした。何度も流れを奪われそうな場面がありましたが、会場の声援と一体となって粘り強く45分間戦い抜いたことが勝利に繋がったと思います。こういった激戦を経験する事が更にチーム力を上げていく事に繋がっていきますので、益々の大声援をよろしくお願いいたします。
2試合連続のスタメン起用に答え、攻守にわたりアグレッシブに戦い続けてくれました。この試合も24分間の出場で8得点、4リバウンド、2アシストと要所で試合の流れを変える活躍を見せてくれました。ディフェンスやルーズボールなど数字に表れない場面も貢献度が高く、今後も成長し続ける兪選手から目が離せません。
次節は19日に川崎ブレイブサンダース、22~23日に宇都宮ブレックスとアウェーで対戦。チャンピオンシップ(CS)へ向けて毎試合が大切になります。特に週末の宇都宮戦は地区首位同士の激戦が予想されます。得点力や3P決定率でリーグトップの両チームの対戦は、見ごたえのある好ゲームとなるに違いありません。アウェーで粘り強く戦う選手に熱い声援をお願いします。バスケットLIVEでも観戦できます。
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