バスケットボールBリーグ「三遠ネオフェニックス」を運営する「フェニックス」は18日、水野晃社長の後任にオーエスジーの岡村秀一郎氏(56)を充てる人事を発表した。株主総会と取締役会を経て17日付で就任した。水野氏は退任した。
岡村氏は法政大学卒。1991年、オーエスジー入社。東部地域の営業や企画部の販売促進などを経て、2017年6月から人事総務部総務グループ課長として地域貢献、従業員サポート、健康経営を担当した。
岡村社長は「クラブの経営理念『三遠地域を笑顔で活力ある街に』を合言葉に、脈々とつくり上げた心を水野前社長から引き継いだ。次のステージとして26年度から始まる『Bプレミア』で不死鳥が力強く羽ばたくように、三遠地域をさらに盛り上げたい」などとコメントを発表した。
水野前社長は「今後も地域に根差したチームを目指す点に変わりない。今季は中地区連覇とチャンピオンシップで昨季の雪辱を果たすと信じている」とコメントした。
三遠は26年度創設の最上位カテゴリー「Bプレミア」へ参入が決まっている。大野篤史ヘッドコーチ(HC)の強化策で昨季に続く中地区優勝が濃厚で、リーグ優勝も狙える強豪に成長した。観客動員数やグッズ売上増など自立経営に向けた展望も開けつつある。社長交代でさらに基盤強化を図りたい考えだ。
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愛知県田原市出身。高校卒業後、大学と社会人(専門紙)時代の10年間を東京都内で過ごす。2001年入社後は経済を振り出しに田原市、豊川市を担当。20年に6年ぶりの職場復帰後、豊橋市政や経済を中心に分野関係なく取材。22年から三遠ネオフェニックスも担当する。静かな図書館や喫茶店(カフェ)で過ごすことを好むが、店内で仕事をして雰囲気をぶち壊して心を痛めることもしばしば。
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