東栄町下田で8日、私設図書館「あづまや」がオープンした。町内に住む伊藤拓真さん、詩織さん夫妻が空き店舗を改装して開店にこぎつけた。「一箱本棚オーナー制度」を導入し、交流の促進を目指す。
国道473号沿いの飲食店などが並ぶ市場商店街にある。50年前まで洋品店として営業していた2階建ての物件を借りた。昨年6月から改装作業を進め、通りに面した1階部分の壁に、不要となった床材を再利用して書架を設置した。その本棚を1箱ずつ借りる人を募る仕組みだ。
クラウドファンディングで運営資金を調達した。計126人から総額119万4000円が寄せられた。本棚オーナーは町内外の17人が参画し、約150冊を並べている。ジャンルは音楽をはじめ民俗芸能、狩猟など多岐にわたる。
また居住空間だった1階南側はレンタルスペースとし、1カ月単位で暮らせるようにした。2階の和室はシェアオフィスとして利用してもらう。
伊藤さんは「本がつなぐ人とまちを目指します。気軽に立ち寄れる場所にしたい」と話した。営業日は不定。店番は伊藤さん夫妻か、本棚オーナーが務める。営業情報はインスタグラム「まちの図書館あづまや」で随時発信する。
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浜松市出身。大学卒業後、母親の実家があった豊橋市に住む。スポーツを皮切りに、蒲郡市政担当15年を経て現在新城市と北設楽郡を担当する。映画ロケの炊き出しからご当地グルメとなった「ガマゴリうどん」など、まちぐるみで取り組む姿を取材するのが好き。
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