湖底が見えてきた「水がめ」 新城の宇連ダム貯水率10%下回る

2026/01/20 00:00(公開)
湖底で見える滝=新城市川合で
湖底で見える滝=新城市川合で

 東三河の水がめ、新城市川合の宇連ダム(最大貯水量2842万㌧)の貯水率が10%を切った。水資源機構豊川用水総合管理所によると19日午前0時時点の貯水量は236万3000㌧で貯水率は8・3%だった。現地を訪れると湖底の地面が見えた。

 

 豊川(とよがわ)流域では2025年7月から水源地での降水量が少ない状態が続く。水資源機構と豊川用水関係自治体などでつくる豊川用水節水対策協議会は昨年8月29日に節水対策を開始。5カ月を経過しても回復しない状況なため、今月15日から第3回節水対策を実施している。節水率は農業、工業用水が20%、水道用水は15%だ。

 

 総合管理所によると宇連ダム貯水率は昨年9月上旬に6・2%まで落ちていた。水量は一時回復したが同下旬から再び減り続けている。

 

 19日に現地を訪れると、ダム湖北側の水位が下がって地面があらわになっていた。貯水量がある時に見られない滝や、木の生え際などが見えた。蒲郡市形原町から渇水の状況を見物に来た70代男性は「水源地を初めて見た。節水を心掛けたい」と話した。

 

 日本気象協会が発表した東海地方1カ月の天気予想では降水量は平年より少ないという。総合管理所によると、宇連ダム貯水量が5%を下回れば、2019年以来という。

えん堤からのダム湖
えん堤からのダム湖
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安藤聡

浜松市出身。大学卒業後、母親の実家があった豊橋市に住む。スポーツを皮切りに、蒲郡市政担当15年を経て現在新城市と北設楽郡を担当する。映画ロケの炊き出しからご当地グルメとなった「ガマゴリうどん」など、まちぐるみで取り組む姿を取材するのが好き。

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